2025年8月に見た映画を雑に振り返る
はじめにと注意事項
- 2025年8月に見た映画を雑に振り返ります。
- 新旧あるかもしれません。
- 普通にネタバレ含みます!未視聴の人は注意してね。
- 一度しか視聴してないので細かいところを間違えていたり、記憶違いをしている可能性があります!
化け猫あんずちゃん
- ネトフリで見ました。
- ロトスコープという撮影手法で撮られたらしいという映画。細けえことはわからないけど、一度人間が演技してからその演技をアニメーションにするらしい。
- 舞台は基本田舎。何か妖怪だか精霊だか住んでる。
- 主人公は化け猫のあんずちゃんと、人間の女の子のかりんちゃん。
- あんずちゃんは昔は普通の猫だったけど、成長したら化け猫になってたらしい。
親父ギャグを言ったりおっさんくさい挙動をするし、かりんちゃんの金を使ってパチンコとか打ったりもしてた。
かりんちゃんからは最初嫌われていたんだけど、そういうところが理由だったかもしれない。 - かりんちゃんは父親の借金のせいで東京から逃げてきた小学生の女の子。
父親が借金の工面をしている間、田舎に残され、そこであんずちゃんや現地の住民と交流を深めていく。
あんずちゃんや父親には自分の本性を晒しているが、祖父や現地の男の子相手には猫を被って絆したり丸め込んだりしていた。
見た目がいいので「天使」とか言われるけど、男の子を使って、あんずちゃんの自転車とか川に捨てたりもする。
この女、やや……いや、かなり悪いな。 - そんなこんなでしばらく田舎でよろしくやってたんだけど、ある日あんずちゃんとかりんちゃんの二人で東京に行ってその流れで地獄に行くことになる。
いや、まさか地獄が絡んでくるとは思っていなかった。 - 地獄に行く理由はお母さんに会いに行くことなんだけど、お母さん地獄に落ちてるのはいいのか。
てかなんで、地獄にいるんだろ。何か働いてるぽかったし。
この理由明かされましたっけ?
映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ
- かなり久しぶりに劇場でクレヨンしんちゃんの映画を見てきた。
どれくらい久しぶりかと言うと、最後に見たのがアッパレ!戦国大合戦(2002年上映)です。
うわ、23年ぶりだ……。
まぁ、配信などではそこそこ見ているんですがね。 - 今回の舞台はインドということで、とにかく歌とダンスが多かった。
インド映画と言えば歌とダンスだ。まあ、インド映画をあまり見たことがないので、又聞きの知識だけど。
序盤からして歌とダンスをやっていたし、映画の合間にもちょくちょく挟まれる。 - クレしんのアニメは実に30年以上の歴史があるわけだが、今回の映画でぼーちゃんはその30年分と同等……いやそれ以上の量のセリフを喋り倒していたかと思う。
普段序盤のミストバーンほどしか喋らないあの男が、終盤のミストバーンくらい喋ってた。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第10話 - 現地ヒロインの子が終始、『外』だったのかなぁとは感じた。
もちろんしんちゃん達に協力もしてくれるし、我々観客よりかは遥かにしんちゃんやかすかべ防衛隊に近いんだけど。
彼女も問題を抱えていて、最後、心持ちは解決するんだけど、置かれている状況はあまり変わらない。
まあ、彼女自身が変われば今いる環境から抜け出せるのかもしれないけど、いずれにせよその辺は描かれない。 - インド警察の人たち良かった。
- 最後、ガイドがあまりにも小峠英二すぎた。何か良いこと言ってた気はするんだけど、「小峠じゃねえか!」ってなってあんまちゃんと頭に入ってこなかった。
あ、小峠さん結婚おめでとうございます。 - 来年のクレしんは妖怪らしいです。
近畿地方のある場所について
- 原作未読。あと白石監督の映画を見るの初めてでした。
- 雑紙の編集長が失踪してしまい、紙面に穴が空きそう(下手すりゃ廃刊の危機?)ってことで、赤楚衛二が菅野美穂と共に失踪した編集長の追っていた企画について調べる中で怪異に巻き込まれていくお話。
- 地下資料室で赤楚衛二の肩を叩いた真っ赤な女の正体が実は赤いコートを着た菅野美穂だったっていうシーンがあるんだけど、どう考えてもビビらせるためだけに着てきたそれだろ。
他のシーンでは全部暗めの色のコートしか着てないの見てんだからな。 - 途中、車で怪異を轢き飛ばすシーンがあるんだけど、白石監督あるあるらしい。怪異に暴力をもって対抗していくんだとか。いいね、そういうのは好きだよ。
- ラスボスであるましろ様には宇宙人味を感じた。石も宇宙から飛来したものぽいしね。
そういう説を唱えている人結構いるらしい。 - しかしホラー映画の登場人物は、暗い時間にラスボス戦行きますよね。
回復アイテム一切なしにラスボスに挑むくらい無謀よ。明るい時間に行きなさい。 - ジャンプスケアはそこまで多いわけじゃないけど、来る時は来るので覚悟はしておいたほうがいい。
ジャンプスケア苦手な自分は、来そうなタイミングでなるべく視線をスクリーンの外に持っていっていました。
首吊屋敷のところとか絶対何か来そうで直視できなかった……。
それでも普通にビビらされましたが。 - グロは平気なので、編集長の目に穴がぽっかり開いてるのとかは大丈夫でした。
ただ奥さんにはビビってました。あの上の階で暴れまわってるシーンとか怖すぎる。

おっきーもこう言ってはるわ - ジャンプスケアなんて使わんでも、この映画と直近見たドールハウスは普通に怖かったので、もっと自信持って勝負してほしいですね。
火垂るの墓
- 8/15の金曜ロードショーで視聴。
- 内容に関しては断片でしか知らなくて、実はちゃんと見たことがなかった。
だって辛気臭そうだし。まぁ、戦争の映画なのでキャッキャウフフなはず無い。 - でもこの歳になって、流石に見たことないのはまずいよなって気がした。
自分にとってはそういう立ち位置にいる映画。いわば義務教育。
年齢的にはとうに大人になってるのに、義務教育受けてないのは良くないということで視聴。 - 視聴中、ずっと何かにイライラしてた。
それは清太になのか、節子になのか、叔母になのか、戦争を引き起こした連中になのかは最後までわからなかった。 - 予想通り辛気臭くて、重い話。視聴後も「見なきゃ良かったかもなこれ」と思った。でも同時に絶対見ておいたほうがいい映画だと思った。
もしも未視聴の方がいれば是非。
崖の上のポニョ
- 8/22の金曜ロードショーで視聴。
- ポニョは何度か見ていた。
- あの台風からの地上水浸しやばすぎる。あの一帯、当分草木が生えなくなりそうだ。
- でもあの二人、将来的には上手く行かないと思うんですよ。
ポニョなんか人間になったことを後悔するんじゃないかな。
「海帰りて~~~」って泣くんですわ。
もののけ姫
- 8/29の金曜ロードショーで視聴。
- 昔はわからなかったけど、ジコ坊っていいですね。ああいうオヤジになりたいかも。
- あ、4K上映するらしいです。
8番出口
- かなり音にこだわっていた印象。視覚ではなく、音でビビらせてくる。
- ゲームのプレイは見たことあったけど、ゲームに出てこないオリジナル異変もあった。
- 序盤、主人公がスマホで見ていたSNSのタイムラインに「マウスに人間の耳がついた画像」が流れてきて、それが異変として出てきた場面は、ご褒美感があって嬉しかった。
- ゲームと違って異変サイドがかなり小賢しい。普通に話しかけて騙してくる。そこは主人公の人間関係がわからないゲームでは難しかったところなのかもしれない。
- 序盤、主人公が元恋人と「できてしまった子どもをどうするか」について電話で話す場面がある。
それを踏まえて終盤、津波から子どもを必死に守るシーンは、「自分の子どもを流さない選択をする」という象徴的な行為にも見えた。
いや考えすぎか。 - 主人公の喘息設定の意味があったのかはよくわからない。
まあ前半はわかるんだけど、後半はほぼ死に設定になっていたような気がする。 - ヒカキンの存在はEDで知った。
- 直近見たホラー映画は全部バッドエンドだったので、これはハッピーエンドで良かった。
おじさんには気の毒なのだが……